透明基板シリーズ
透明フレキシブル基板銅張積層板(FCCL)をオリジナルで生産し、FCCLをオリジナルの生産設備でその特徴を活かした透明な導電フィルムの製品加工をしています。
基板屋が銅張積層板やフィルムラミネートから製品加工できる強みは他社にはありません。
SPETは透明基板、透明フレキシブル基板、透明アンテナ、透明ヒーター、透明シールド、透明ディスプレイなど、用途別に自由に設計をして展開しております。
透明フレキシブル基板”SPET”の特徴
[SPET」の代表的特徴
1.高い透明性…全光線透過率 89.53%、ヘイズ 1.83%
2.高い耐熱性…部品実装ができるリフロー耐熱温度 180℃
3.低い抵抗値…シート抵抗値 1.42mΩ/□「SPET」とは、透明基板、透明フレキシブル基板、透明アンテナ、透明ヒーター、透明ドットマトリクス・ディスプレイなどの総称
透明フレキシブル基板”SPET”の一般構成
①フィルム PET/PC/PI など
②フィルム厚 25μm/100μm/188μm など
③銅箔厚 3μm/9μm/12μm/18μm など
④最小L/S 3μm/100μm(量産6μm/100μm)
⑤表面処理 黒化処理/Ni+Au/Sn など
*カスタム生産のご依頼もお引き受けいたします
透明フレキシブル基板”SPET”の一般特性
全光高線透過率:89.53%
ヘイズ値 :1.11%(標準値)
リフロー耐熱 :180℃
比誘電率 :3.18 @28GHz
min L/S :3μm/100μm(銅箔厚みによる)
*波長別透過などの個別要求にはカスタムでお応えします
透明フレキシブル基板”SPET”の採用事例
透明フレキシブル基板”SPET”のお問い合わせ先
ホームページは一般仕様を紹介しておりますので、個々のご要求やご不明点をお持ちの方、さらにカタログなどが必要な方は、ご興味の方は ”こちら”に送信をお願いいたします。
また、電話でのお問い合わせは、”075-741-8423”までお電話ください。
透明基板”SPET”(Super-Polyethylene-Terephthalate)事業部の考え方
感動は人との出会いから生まれ、支えられ助けられ、人も企業も成長する。
透明フレキシブル基板「SPET」が、市場に評価され製品展開が進んどるのは 99.9%は運が良かったさかいやと思いますねん。
運を引き寄せたのは、感動する心があったからやと振り返りまんねん。
お客様をはじめ固有の技術を有する企業様方、関係してくれはるみんなと取り組んでいるコンソーシアムの全員がぎょーさん幸せを感じ、えらい豊かになり、一歩一歩進むことでほんま夢を実現したいんや。
製品ラインナップ
① 透明フィルム・ヒーター”透明ヒータ”
透明ヒーター(透明フィルム・ヒーター)は、SPETの即暖(低抵抗)、高耐熱、高透明を活かした応用商品で、ヒーター能力の温度上昇や透過率などを自由に設計ができる特徴があります。
さらに透明なヒーターに直接ハーネスやコネクタのはんだ付けをして採用して頂いており、ご要求に応じた要求設計、形状設計が可能な製品です。
② 透明アンテナ・フィルム”透明アンテナ”
部品実装や同軸ケーブルがはんだ付けができる透明アンテナ(透明フィルム・アンテナ)はSPETアンテナだけです。
SPETの誘電特性、低抵抗、高耐熱を活かした応用商品は、アンテナに要求される高周波特性(比誘電率、誘電正接、透明性)が良好なうえ、同軸ケーブルやSMAコネクタをはんだ付けできるので、伝送損失が少ない特徴があります。
③ 3次元立体配線”3D-NB”
3次元立体構造にできるフィルムを用いて3D化できる3次元立体基板。フィルム・インサート成形や賦形など樹脂と一緒に3次元できるうえ、電子部品もはんだ付けできます。
樹脂は、PETやPCなどをラインナップしており、銅箔と樹脂も含めて5%~25%まで収縮することができます。
大変面白い3次元立体基板です。
④ 透明応用商品
SPETの技術を活かした応用商品の紹介
ガラスとアクリルとを組み合すことで、不思議なイメージを感じる応用商品の開発をしました。
また、ドットマトリックス・ディスプレイと融合することで、ガラス内にディスプレイを入れ込むこともでき、今までにはない用途などにお使いいただけます。
⑤ カスタムフィルム作製
こんなフィルム基板が欲しいな~、こんなことができないかな~、
などのご要求があればご相談ください。
透明フレキシブル基板などの技術を用いて、ご要求のフレキシブル銅張積層板(FCCL)をカスタムで生産し、そのFCCLを加工したサービスです。
世の中にあるフレキシブル基板では、要望に対して過剰品質であるやコストを下げたいなどあればご相談ください。
透明フレキシブル基板”SPET”の紹介動画